Rwanda Baho 300g
国 Rwanda
地域 Eastern Province
農園 Smallholder farmers
精製方法 Natural Anaerobic 120h
品種 Bourbon
標高 1,550m ~ 1,835mm
カップ Ollive,Orange,Apple,Plum,
バホコーヒーは、ルワンダ国内異なるポテンシャルを持つコーヒー生産エリアに10箇所、隣国のブルンジに2箇所のウォッシングステーションを所有・運営し、小規模生産者がつくったコーヒーを世界各国に販売しているBaho Coffee。チームメンバーは、生産者も含めて10万人以上。コンゴ民主共和国では、ビジネスパートナーとして最適な精製を理解し、実現する手助けもしている。
私はこの創業者エマニュエルさんの物語を読み、胸が熱くなりました。このコーヒーは、生産者やエマニュエルさん達の想いが沢山詰まっており、ルワンダの歴史の上に立ち、生きる喜びや諦めない気持ちを強く持ち、前を向いて生きている人達のエネルギーによってできたコーヒーです。是非、皆さんも物語と一緒にコーヒーも味わってみてくださいね!
創業者は、ルサティラ・エマニュエル。大学でエンジニアリングや農村開発、農業ビジネスを学んだ後、世界各地に拠点を構える大手の多国籍コーヒー輸出会社で働くこと12年。「おいしいコーヒーを作っているのに取り残されているルワンダの小規模農家の力になりたい」という情熱に駆られて、2017年にBaho Coffeeを設立した。
Bahoは『強くあれ』『諦めるな』という意味を持つルワンダ語だ。その言葉を社名に用いた背景には、彼自身が絶望の底から這い上がってきた歴史がある。
苛酷な日々を乗り越えてきたエマニュエルの言葉には、特別な力がある。「燃える魂」という表現が単なる形容ではなく、本当に魂が燃えているようなエネルギーが宿っているのだ。
「私が普段から生産者やスタッフに伝えているのは、諦めないでほしい、強くいてほしいとうことです。2度も自殺を図った男が、今ではこれだけの事業をやっていることを励みにしてほしいのです。私が日本やアメリカの人からインタビューを受けたり、ヨーロッパに行けたりするなんて、誰が想像したでしょう?
私は、スタッフに対して自分の歴史を語ることを恐れていません。Bahoは私です。私が始めた事業であり、後ろ盾がいるわけではありません。でも私ひとりじゃ何もできない。生産者やピッカー、スタッフ、ロースターがいなければ、私の理想は叶えられません。これは鎖です。みんながつながってBahoになるのです。
尋常ならざる数の国民が生命を落としたジェノサイドにより、ルワンダの歴史は一度、途絶えてしまったのと同然です。でも現政権のおかげで、今では世界で最も安全な国の一つになりました。世界有数のビジネスチャンスに溢れた国として、海外からの投資も集まっています。
たとえ今日がダメだったとしても、明日はいいことがあるかもしれないという希望を失ってはなりません。Bahoを突き動かしているのは、何があっても諦めないというエネルギーなのです」